| 私は平成7年に、皆様の力強いご支援によって、初当選させていただきました。
このとき、18,222人の方が投票してくださいました。
私は、できることなら、すべての家々にお伺いし、御礼を申し上げたいと思いましたが、もちろん、どなたが投票して下さったのか、お一人お一人の顔は、残念ながらみることはできません。
そこで、こうした方々にお答えするために、私は三つのことを誓ったのです。
一つは、新聞を作ること。
二つ目は、小単位の懇談会を多く開くこと。
そして三つ目は、誰も聞いていなくてもいい、街頭に立って市民の方々に呼びかけていこう、というものでした。
しかし、新聞や懇談会に比べ、街頭での演説は、なかなか手応えを感じることはできませんでした。呼びかけても呼びかけても、誰一人、足を止めてくれる人がいないのです。
あまりにもそうしたことが続き、気持ちがくじけそうになることもありましたが、どこかで誰かがきっと耳を傾けてくれている―そう信じて、北区内を駆け回りました。
そんなある日、麻生の地下鉄駅前で、やはり誰もが通り過ぎる中、活動のご報告をさせていただいていた折りのことでした。
一人のご婦人が駆け寄ってきて、「あなたが佐藤英道さんですか」と聞いてくるのです。その方は、こうおっしゃいました。
「4年前、私は道議会議員選挙で、知人に頼まれてあなたに投票しました。あなたに一票入れる義理など一つもありませんでしたが、あまりに熱心に頼まれたので、渋々投票に行きました。そしてそれ以来、あなたのことは気にもとめていませんでした。
ところが、今日、初めてあなたがこうして話しているところを見ました。誰も聞いていないのに、あなたは本当に一生懸命でした。
あなたの姿を見て、私は今、4年目にして初めて、あなたに投票してよかったとおもいました」と。
これには、私の方が感動させられました。信念を貫いてきてよかったと、心から思いました。
そしてあらためて、私を支えて下さった方々に、精一杯、応えていかなければ、と、決意させていただきました。
この7年あまりの間、ひた走りに走ってまいりました。
でも、まだまだ、仕事をやり遂げていないと痛感しています。全道を歩くほどに、あれもやらなければ、これもやらなければと、そんな想いが募る毎日です。
あの、駆け寄って下さったご婦人の真心を胸に刻み、『理想郷・北海道』をつくるため、今後も全力で走り抜いてまいります。 |